ひめさゆりは種から育ち、1年目で球根を付け、
3年目に葉っぱが地上に現れ、4年目にそれが大きくなり、
5年目で茎が伸びてやっと葉が2〜3枚つき、6年目で5〜6枚。
そうして7年目に待望の花が一輪咲くそうです。
ですからこの上の花は十数年ものってことになるんでしょうか。
ちょっとすごいですよね。
401号線の南郷スキー場から登っていくのですが、
途中ある温泉のさゆり荘の水車小屋が目印です。
会津はどこでもお蕎麦が美味しいのですが、ここのお蕎麦もけっこういけます。
檜枝岐で有名な「はっとう」という素朴な甘味もいただけますので、お昼時はお立ち寄りください。
ひめさゆりはウイルスに弱い花で、成育条件も難しく、これだけの群生地を維持するためには山焼きなどをやったりして、色々と手入れがいるのだそうです。
それと木道の整備も必須ですよね。
人が知らずに持ち込む外来種の種などで、ひめさゆりはあっという間に駆逐されちゃうでしょうから。
むろんひめさゆりの群生を見るなら有料の方が見応えがありますが、ちょっと野生化したようなカクマ谷地木道もなかなかいけています。
ギンリョウソウも見つけましたよ。
絶滅危惧種のなんとかいうの(ごめんなさい、覚えられなかった)やら欄の類もいっぱいありました。
むろんニッコウキスゲもひときわ鮮やかでしたね。